白髪が増えてくると、これからどのようなカラーを楽しむか、考える機会も増えてきます。
きれいに色を整える方法、明るくなじませる方法、白髪の明るさをデザインとして取り入れる方法。選択肢は幅広く、その方の白髪の量や生え方、好きな雰囲気によって広がります。
今回は、白髪を活かすカラーの考え方と、自分らしい仕上がりを見つけるポイントをご紹介します。
白髪を活かすカラーとは
白髪を活かすカラーは、白髪が持つ明るさや透明感を髪全体のデザインに取り入れる方法です。
白髪の部分をシルバーやベージュのような光(ハイライト)として見せ、黒髪やこれまで染めてきた部分とのつながりを整えます。白髪の割合が増えるほど、明るさややわらかさを表現しやすくなる場合もあります。
仕上がりは、自然なグレイヘア、ベージュを含んだやわらかな色、深みを残したグレージュなどさまざまです。白髪の明るさと地毛の深さをどう組み合わせるかで、その方らしい印象が生まれます。
白髪の量と生え方がデザインの一部になります
白髪の見え方は、全体に均一にある方、顔まわりに集まる方、分け目に多い方など、一人ひとり異なります。
顔まわりに白髪が多い場合は、その明るさを生かして表情をやわらかく見せる設計ができます。内側に白髪が多い場合は、髪が動いたときに明るい毛束が見えるデザインも楽しめます。
白髪と黒髪の割合を確認すると、必要なカラーの範囲や明るさが見えてきます。全体を染める方法、色味を軽く重ねる方法、ハイライトを組み合わせる方法から、今の髪に合う形を選びます。
自分らしい色を見つける3つのポイント
1. 好きな明るさを考える
白髪を活かすカラーには、明るく軽やかな仕上がりも、落ち着きのある上品な仕上がりもあります。
普段着る服の色やメイク、職場での見え方を思い浮かべると、心地よい明るさを選びやすくなります。白・ベージュ・グレーなどの服が多い方は、髪色にもやわらかなニュートラルカラーを取り入れると自然になじみます。
2. 白髪と地毛のコントラストを整える
白髪と地毛の明るさに差があるほど、毛流れや色の動きがはっきり見えます。地毛を少しやわらかくしたり、白髪へ淡いベージュやグレージュを重ねたりすると、全体のつながりが穏やかになります。
コントラストを残すと、シャープで凛とした印象になります。差をやわらげると、自然で軽やかな印象になります。どちらも白髪を魅力として楽しめるデザインです。
3. カットと顔まわりを一緒に考える
白髪を活かすカラーは、カットの形や毛流れと合わせることで表情が整います。
顔まわりの白髪がきれいに見える長さへ調整したり、レイヤーで動きを加えたりすると、明るい毛束が自然なアクセントになります。分け目を変えたときや髪を耳にかけたときの見え方も確認し、日常の動作になじむ形をつくります。
カラーとカットを一緒に考える理由は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
これまでのカラー履歴に合わせて段階をつくります
暗い白髪染めを続けてきた髪には、これまでの染料が残っていることがあります。その状態から明るいグレイヘアへ移るときは、髪の体力を確認しながら数回の施術でつなげると、色と手触りを整えやすくなります。
最初は根元と毛先の明るさを近づけ、次にハイライトや明るいカラーを加え、少しずつ白髪との境目をなじませていく方法もあります。
白髪ぼかしハイライトの向き・選び方はこちらの記事でご紹介しています。
現在の髪の状態に合わせて段階をつくると、変化の途中も自分らしいカラーとして楽しめます。
色とツヤを心地よく保つために
白髪は光を反射しやすく、ツヤが整うと色の立体感もきれいに見えます。
自宅では、カラー後の髪に合うシャンプーとトリートメントを選び、乾かす前に保湿ケアを取り入れてください。ドライヤーは根元から毛先へ風を当てると、髪の表面が整いやすくなります。
紫外線を受ける季節は、帽子や髪用のUVケアも役立ちます。黄みが気になるときは、美容師と相談しながら色味を補うシャンプーを選ぶと、好みのニュアンスを保ちやすくなります。
HAZEが大切にしていること
埼玉・さいたま市の宮原にあるHAZEでは、白髪の割合や位置、地毛の明るさ、これまでのカラー履歴を丁寧に確認します。
さらに、どのように見られたいか、普段の服装、髪を整える時間、今後楽しみたい色まで伺い、その方の日常に合うカラーを組み立てます。
白髪を活かす方法は、一人ひとりの髪と好みに合わせて組み立てられます。今の髪にある明るさを見ながら、落ち着き・やわらかさ・少しの個性をバランスよく整えていきましょう。
次回予告
次回は「白髪カラーの来店周期はどのくらい?心地よく続ける目安」をご紹介します。
根元の伸び方や白髪が気になるタイミングに合わせて、無理なくカラーを続ける考え方をお話しします。


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