「理想の髪色はあるけれど、どう伝えればいいのか迷う」
「写真を見せるだけで、イメージは伝わるのかな」
美容室でのヘアカラーのオーダー方法は、色の名前を正確に覚えることよりも、好きな雰囲気や普段の過ごし方を美容師と共有することが大切です。
今回は、理想の髪色へ近づくために、カウンセリングで伝えてほしい5つのポイントをご紹介します。
1.参考写真は2〜3枚あるとイメージを共有しやすい
気になる髪色を見つけたら、スマートフォンに保存して美容室へ持っていきましょう。
写真を2〜3枚用意すると、共通する好みが見えやすくなります。
たとえば、次のように「写真のどこが好きか」を添えると、希望する印象がより伝わります。
- 1枚目のやわらかな明るさが好き
- 2枚目の赤みを抑えた色が好み
- 3枚目のツヤと落ち着いた雰囲気に惹かれる
写真に写る髪の明るさや色味は、自然光、室内照明、撮影時の加工でも変わります。美容師は魅力を感じた要素を確認し、現在の髪に合う方法へ整えていきます。
同じ写真を見せても仕上がりに違いが生まれる理由は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
2.希望する明るさを生活の場面と一緒に伝える
「明るめ」「暗め」という言葉から思い浮かべる明るさは、人によって幅があります。
そこで役立つのが、髪色をどのような場面で見せたいかという情報です。
- 室内でもやわらかく見える明るさにしたい
- 自然光に当たったときに透明感を感じたい
- 職場の決まりに収まる範囲で楽しみたい
- 結んだときも落ち着いて見せたい
普段過ごす場所や仕事での髪色の決まりが分かると、見た目の印象と生活のしやすさを一緒に考えられます。
迷ったときは、「今より少し明るく」「前回より落ち着かせたい」と、現在の髪を基準に伝える方法もおすすめです。
3.避けたい色や印象も共有する
好きな色に加えて、避けたい色や雰囲気を伝えることも、ヘアカラーのオーダー方法として役立ちます。
たとえば、次のような感覚です。
- 赤みが強く見える色は控えたい
- 黄みが目立つ仕上がりを抑えたい
- 暗く重たい印象は避けたい
- 鮮やかさよりも自然なツヤを大切にしたい
「ベージュにしたい」という希望の中にも、黄みを感じるベージュ、くすみを含んだベージュ、ブラウンを感じる深いベージュなど、さまざまな方向があります。
好きな方向と避けたい方向の両方が分かると、色の幅を絞り込みやすくなります。言葉に迷うときは、好みと少し違う写真を見せながら、気になる部分を伝える方法もあります。
4.これまでの施術履歴を分かる範囲で伝える
髪には、これまで受けてきた施術の影響が残っています。
黒染めや暗めのカラー、ブリーチ、縮毛矯正、パーマ、髪質改善トリートメントなどは、希望する色への進み方や薬剤の選び方に関わります。
覚えている範囲で、次の3点を共有してみてください。
- いつ頃施術したか
- どの部分へ施術したか
- どのような内容だったか
「昨年の冬頃に毛先を暗くした」「半年前に顔まわりだけブリーチした」という伝え方でも、カラー設計の大切な手がかりになります。
美容室が変わったときや施術名が曖昧なときは、当時の写真や予約履歴も役立ちます。現在の髪を観察しながら、美容師と一緒に情報を整理していきましょう。
5.次回以降に楽しみたい色や予定を伝える
ヘアカラーは、今回の仕上がりから次回の色へつながっています。
数か月後に明るくしたい、季節が変わったら色味を変えたい、結婚式や旅行に合わせてきれいな状態にしたい。こうした予定が分かると、今回使う色の濃さや明るさ、施術の順番を考えやすくなります。
次回来店までの期間も伝えてみてください。1か月後と3か月後では、褪色の見え方や根元の伸び方を踏まえた設計が変わります。
染めた日から色落ちまできれいに楽しむための工夫は、こちらの記事でもご紹介しています。
カウンセリングで使える伝え方の例
5つのポイントを一度に伝えるのが難しいときは、次のような順番で話してみてください。
この写真のやわらかなベージュが好きです。室内でも重く見えない明るさにしたいです。赤みが強く見える色は控えたいと思っています。半年前に毛先を暗く染めました。2か月後には、もう少し明るい色も楽しみたいです。
「似合う明るさを相談したい」「色味を一緒に選びたい」という希望も、カウンセリングの立派なスタートになります。決まっていることから、気軽に伝えてみてください。
美容師から質問を受けながら、好きな雰囲気と髪の状態を少しずつ共有すると、理想のイメージが具体的になっていきます。
HAZEがカウンセリングで大切にしていること
埼玉・さいたま市の宮原にあるHAZEでは、お客様のお話を丁寧に伺い、現在の髪の明るさ、残っている色、根元から毛先までの状態を確認しています。
参考写真から感じた好み、普段選ぶ服の色、仕事や日常で過ごす環境、これから挑戦したいヘアデザイン。こうした情報をつなげながら、その人らしく楽しめる髪色を考えます。
ヘアカラーのオーダー方法に迷ったときも、決まっていることから気軽にお話しください。髪の状態と希望を整理し、その日にできること、次回へつなげることを一緒に確認します。
写真、明るさ、避けたい印象、施術履歴、今後の予定。この5つを共有すると、美容師と同じ方向を見ながらカラーを選びやすくなります。
次回予告
次回は「カラーとカットを一緒に考えると、印象が整う理由」をご紹介します。
髪色と形、顔まわり、毛先の動きは、お互いに影響しながら一つのヘアデザインをつくります。カラーとカットを一緒に考えることで、自分らしい印象へ整える方法をお話しします。





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